相手に対して好意があるから、思わせぶりな態度をとって恋の駆け引きをするのは、男も女もしていること。

でも、男性の思わせぶりな言動に、女性が勝手に「脈あり」だと勘違いしていただけという、せつない出来事が起こることもあります。

男性がどんな言動で惑わしてくるのか、くわしく見ていきましょう。

気になるあの人の言動は、「脈あり」だから？

それとも「脈なし」なのに惑わしてる？

１：皆騙される！男性からの脈あり勘違い発言

いままで何とも思っていなかった職場の上司、昔からの男友達、クライメイトから

「え？私のこと好きなの？」

と勘違いしてしまった経験ありませんか？

『彼は私に脈ありだ！』と確信し、それからは彼の言動が頭の中をぐるぐるしていて、もう意識せずにはいられなくて、ついつい気づけば好きになってしまっていた。

そんな経験がある女性も多いのではないでしょうか？

友達のY子からは、こんな悲しいエピソードも。

『自分としては脈あり確定だから、意気揚々と告白したら、両想いなんて勘違いで、見事に玉砕。

脈ありだと勝手に勘違いしていたことが、恥ずかしくなった』

このように男性の言動に惑わされた経験がある女子は、少なくないはず。

純粋な乙女心を惑わしてしまう男性の言動を知り、全てを鵜呑みにせず、上手くかわせるようになりましょう。

今回は、14人の女性たちから聞いた「脈ありだと勘違いさせ上手な男性」との14個のエピソードをご紹介します。

２：女を惑わす年上男性の脈あり勘違いエピソード

職場や学校で、自分が心細い時に頼りになる年上の男性から助けてもらったら、片思いが始まるきっかけになるのではないでしょうか？

さらに、思わせぶりな言動をされたら、自然と気持ちが盛り上がってしまうものです。

そんな、罪深い “年上男性”とのエピソードから、はじめましょう。

２−１：脈ありと勘違いさせた年上男性のセリフ

・「彼氏いるの？」

憧れの先輩から、会話中なにげなく「付き合ってる人、いるの？」って彼氏いるか気にするのは脈ありだからかなって期待したら、合コンのお誘いでした。（K・Tさん20代女性）

・「何かあった？」

長年付き合っていた彼氏と別れて、仕事の休憩中に落ち込んでいた時、上司が「どした？話聞くよ？」と言いながら、私の好きな飲み物を手渡してくれました。

気にかけてくれたことも、好きな飲み物を覚えてくれることも嬉しかったし、これは脈ありだからかなって戸惑っちゃった。

でも、私の勘違い。その上司は、別の女性とみんなに内緒の社内恋愛中でした。（A・Hさん／30代女性）

２−２：脈ありと勘違いさせた年上男性の行動

・アイコンタクトかも

女子からすごく人気がある先生。

授業中や休憩中、気付けばよく目が合うし、目が合うたびに微笑んでくれるから、もしかして脈あり？って期待しちゃって、思い切って告白しました。

でも、振られました。（R・Nさん10代女性）

・家まで送り届けてくれた

残業で夜遅くまで仕事した日。

ちょうど変える時間が一緒になった職場の先輩が、家まで車で送ってくれました。

ふたりきりの車内もドキドキしたけど、聞けば先輩の家はうちと反対方向で遠い場所。

それなのにわざわざなんて、『これは脈ありとしか思えない』と一人盛り上がってたら、ただ車好きでドライブが趣味の人でした。

（Y・Fさん／20代女性）

・スキンシップが多い

会う度に頭をぽんぽんしてきたり、頭を撫でてきたりする先輩。

スキンシップが多いのって、脈ありなのかなって意識していたら、先輩から言われました。

「お前は俺の、妹な！」って。

先輩にとって私は妹でした。（A・Iさん／10代女性）

２−３：脈ありと勘違いさせた年上男性のライン

・「二人で飲もう」

先輩から「二人で飲みに行こう」ってlineがきて、そんなお誘いは初めてでドキドキしました。

これは脈ありだからだろうと、お店にいったら、先輩からの恋愛相談が待っていました。

勘違いするまえに要件を聞いとけばよかった。（K・Oさん／20代女性）

３：女を惑わす同い年の男性の脈あり勘違いエピソード

同い年という共通点は、仲良くなれるきっかけになるけれど、仲良くなりすぎると、恋愛ではなく親友というポジションにはまってしまいます。

次は、仲が良いからこそ男性がなにげなくしてしまう、ふとした言動でときめいてしまった女の子たちのエピソードです。

３−１：脈ありと勘違いさせた同い年の男性のセリフ

・「一緒にいると落ち着く」

最近仕事が忙しくて疲れていた彼。

隣に座って愚痴を聞いていたら、「おまえと一緒にいたら落ち着くわ」と言われて嬉しくなった。

でも続けて、「ママに似てるんだよね」って。

自分の勘違いで情けなくなりました。（M・Tさん／30代女性）

・「今度いつ会える？」

進学した学校が別で、なかなか会うことがなかった男友達。

偶然街中で再会して、しばらく話し込んだ。

別れ際に彼からの一言、「今度いつ会える？」って。

次また会いたいと思ってくれるなんて、もしかして脈あり？と思ったら、「次はみんなで遊ぼうよ」。

勘違いでした。（S・Uさん／10代女性）

３−２：脈ありと勘違いさせた同い年の男性の行動

・二人きりで時間を過ごす

同じクラスの男女数人で遊園地に行く事に。

待ち合わせの時間通りに来たのは私と、まだあんまり話したことがない男子1人。

他のメンバーは遅刻で、15分くらいの間二人きりで過ごすことになりました。

ドキドキするから、彼を意識しちゃって『もしかして、彼が私に脈ありで、今回みんなに協力してもらってしばらく二人きりになるように仕組んだのかな』なんて、深読み。

でもそれ以来、彼とは何にもありません。（M・Nさん／10代女性）

３−３：脈ありと勘違いさせた同い年の男性のライン

・毎日ラインをやり取り

マメにlineを送ってくる男友達。

朝は「おはよう」からはじまり、夜「おやすみ」まで言い合う毎日。

脈ありじゃないと、こんなにたくさんのやりとりはしないはず。

でも、恋愛ぽい会話は似合わない仲だから、『私たち、付き合ってるんだよね？』って確認したいけど、照れくさくて聞けないでいました。

すると突然、「報告。彼女できた！」と浮かれたlineが。

脈ありは勘違いで、私は暇つぶしの相手だったようです。（S・Aさん／30代女性）

４：女を惑わす年下男性の脈あり勘違いエピソード

『年上の私がしっかりしなくちゃ』年下男子を目の前にすると、そんな意識を持つ女性が多いのでは？！

年下男子にそんな接し方をしていたら『男は可愛い女の子が好きだし、私みたいな年上には興味ないだろう』って勝手に思い込んでしまうこともあります。

そこへ、彼が脈ありと勘違いさせる言動をしてきたらどうでしょう。

続いては、年下の男の子にときめかずにはいられなかった女性の、エピソードです。

４−１：脈ありと勘違いさせた年下男性のセリフ

・「○○さんのおかげで頑張れた」

仲良しの後輩の大切な試合に、友達と応援に行った私。

その試合で後輩が優勝して、おめでとうと声をかけに行ったら「先輩のおかげで頑張れた！ありがとう！」って可愛くいわれてキュンとなった。

『脈あり？』と思ったら勘違いで、私の隣にいた女性にも同じことを言っていました。（R・Sさん／10代女性）

・髪切ったでしょ

たまにいくカフェの店員さん。

かっこよくて、実は密かにファンでした。

美容院に行った帰りに、彼の顔が見たくてカフェに寄ったら、「髪切ったでしょ。似合いますね。」ってすぐに私の髪型の変化に気づいてくれました。

『いつも私の事を見てくれるから？』って脈ありを期待して、自分の連絡先を渡してみたけど、連絡はありませんでした。

その後そのカフェには行きづらくなっちゃいました。（H・Iさん／20代女性）

４−２：脈ありと勘違いさせた年下男性の行動

・見つめられる

転職し、新しい職場にいた年下の彼。

話をするときに、じーっと目を見るんです。

全然視線を外すことなく目をじーっと見つめてくるんです。

これは脈ありな相手への恋愛テクなのかなと思わずにはいられなくて。

恋愛から遠ざかっていたはずなのに、彼の事を好きになっていました。

ある日、珍しく眼鏡をかけていた彼、「眼鏡かけてるの、初めて見た」って声を掛けたら、「最近視力が落ちてて見えにくかったから眼鏡作ったんですよ～。」ですって。

“見つめてくる”は勘違いで、見えてなかっただけでした。（H・Tさん／30代女性）

４−３：脈ありと勘違いさせた年下男性のライン

・○○さんのそういうとこ好きです

同じ職場の後輩が、営業先でお客様から理不尽に怒られて凹んでいたため、帰宅後にlineで愚痴を聞いてあげました。

最後に笑ってくれたらいいなと思って、陽気なスタンプを送ったら、「○○さんのそういうとこ好きです」って返信がきたんです。

それまでは後輩の事、なんとも思ってなかったのに初めて意識しちゃいました。

でも、彼は既婚者。

ありえないのに、一瞬でも脈ありかなって勘違いした自分が、恥ずかしいです。（U・Kさん／20代女性）

５：脈ありを勘違いしても、真実にしてしまえばOKです！

脈ありだと感じたのに、それが勘違いだったら多少なりとも傷つくものです。

それが好きな人の言動ならなおのこと。

男性の思わせぶりな態度は、人間関係を円滑にしたいと思うからで、悪意は無いことが多いです。

それに、脈ありではなくても、好感を持っていない相手にはできないことではないでしょうか。

好感は、あなたの努力次第で脈ありに代わるチャンスを秘めています。

勘違いをきっかけに、片思いからはじめてみるのはどうですか？

今度はあなたが、惑わす番です。